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商品紹介
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師走には里帰りのお話し 2018年12月
毎年この頃になると、お嫁に行った防具達が帰ってくる。甲手は張替、面は面縁や布団の修理、胴は今回のように胸乳革の交換など様々だが、
どの防具も大切に使って頂き、感謝、感謝です。
さて今回の胴は、今から6年前に当店で制作した防具だが、この頃の胸の革(本黒ザン)は良い、革でも塗りでも、職人さんが少なく成ってしまった
現在、本物の材料を、入手するのが難しい、これからが心配だ・・・・・・どうも年を取ると愚痴っぽくて・・・ごめんなさい。
師走には里帰りのお話し
師走には里帰りのお話し
濃紺蝋色塗60本胴台
胴に乗った胸のシルエットが良い(自画自賛)
   
師走には里帰りのお話し
師走には里帰りのお話し
流石に御前氏の家紋は月日が経っても美しい
この胸の革(本黒ザン)が良いんです
 
今年の11月30日 日本武道館八段審査会に於いて、私の剣道部の後輩、上野正明君が見事合格した。
新春の商品情報には、縁起の良い彼の防具を是非、皆様にご覧いただきたい。
 

三分織刺総具の目防具 2018年11月
11月の商品情報が大変遅くなり恐縮ですが、この年の瀬まで、引っ張って来てしまったのは、この防具の仕立て上がりをご紹介させて頂きたく、
大変お待たせ致しました。総具の目防具を作り始めてから、約10年の歳月が流れ、ここ5年程前から本格的に、多くのお客様より問い合わせ、
御注文を賜る様になりました。刺し目と芯材のバランスで柔軟で、尚且つ腰のある布団作りに試行錯誤の日々でありましたが、やっと最近、
自身納得のいく仕上がりに、少しづつ近ずいてまいりました。今後も、まだまだ研究の余地のある防具ですが、少しでも皆様に喜んで頂ける
作品を、作り続ける努力を怠りません、どうぞ宜しくお願い致します。
三分織刺総具の目防具
三分織刺総具の目防具
総チタン面金使用・濃茶×字四段飾り
織刺部はシンプルにストレートに
   
三分織刺総具の目防具
三分織刺総具の目防具
垂帯部もストレート、垂紐はお客様の要望で、
テーパーを付けて結び易く
大垂、小垂ともヘリ革なしで、あっさりと
 

温故知新 2018年10月
私事ではありますが小学4年から剣道を始め、中学1年の秋初段に合格、お祝いに憧れの先輩鈴木啓三郎氏(逗子開成高校剣道部OB)より43本仕立の黒胴を頂き天にも昇る心地であった事を昨日のように覚えている。
今回、写真の防具は、お客様がネームの取り付けにお持ちになったものを、了解を得て撮影させて頂きました。現在実際に使用されているのは中学生の男子ですが、彼の御祖父ちゃん(逗子開成剣道部OB故鈴木 明氏)がたぶん60年以上前、御祖父ちゃんが若かりし頃、横浜の甲手兼武道具さんに特別注文された防具なのです。ご自分の愛用された防具をお孫さんが受け継いで、今なお現役で活躍しているとは素敵な話ではありませんか。
温故知新
温故知新
二分の織刺布団に、昔懐かしい鉄面金、いや~重かったな。
胸は本ナメシ革を使用、43本仕立黒胴台
   
温故知新
温故知新
今でも確りと甲手兼作と銘あり、脇に高城上塗と刻印
近代の防具の様に華美ではありませんが、ヘリの本ナメシ革は
今も全く劣化していません・・・堅牢だな。
   
最後に、こうした甲手兼さんのような名人の防具を拝見して想うに、決して仕事に手を抜かず、材料を吟味して一針々丹念に作り出した
防具だからこそ、数十年の時を経ても生き続く事ができる、素晴らしい職人技だな。こんな防具を私も作りたい・・・。
 

総紺一分五厘極上手刺防具 2018年9月
久々に正統派の手刺防具、耐久性と機能美を考えたら一分五厘がベストですかね、
今回はアクセントに私の大好きな古典的な東京S字胸で仕立ててみました。
総紺一分五厘極上手刺防具
総紺一分五厘極上手刺防具
チタン面金使用・顎は濃紺碁盤刺しに
東京S字濃紺碁盤刺し・60本樹脂胴台
   
総紺一分五厘極上手刺防具
総紺一分五厘極上手刺防具
頭総紺二段飾り・鍔飾り付き
六段紺ピ飾り・帯一枚紺革雲型張
 

猫の甲手 2018年8月
我が家には今年11歳になる「玉三郎」というキジトラ猫がおります。(以前HPのブログでお馴染みの・・・)
仕事から疲れて帰宅し、こいつをボーっと眺めていると誠に癒されるんですなぁ、私の至福の時間なのです。
いや、失礼いたしました今日は猫の話ではありません、器用に動く猫の手(前足)のように自在に動く甲手の作り方のお話しです。
画像①・横から見てこの様な形状の甲手が一般的ですが、これでは手首を返して竹刀を上から保持するのには
不自由ですね(幼少年や非力な女子を指導していると、横から竹刀を握っている子が多くありませんか?)
かと言って、打突部位の手首のアンコを抜いてしまうのは危険です。
画像②・これは甲手の筒部分ですが、一般的に頭の付く部分がほぼ直線ですね、
画像③・この様に、まず湾曲(グリ)にカットしてしまいます。ここがポイント1です。
画像④・ポイント2、カットされた部分にヘリ革で、手首の動きを良くするジョイントを作ってやります。
画像⑤・頭を繋ぎ合わせて、ひっくり返せばハイ出来上がり。
是非一度、お試しください、使い易さ抜群ですよ。
猫の甲手
猫の甲手
画像①
画像②
   
猫の甲手
猫の甲手
画像③
画像④
   
猫の甲手
 
画像⑤
 
 

二分五厘織刺総具の目面 2018年7月
列島のみならず世界規模の殺人的な酷暑の中、剣道家は休むことなく稽古に励んでおられ誠に頭の下がる思いです。
我々防具屋は少しでも先生方に快適な剣道防具を提供すべく日々工夫と努力を惜しみません。
さて今回の作品ですが頭回が61㎝×72.5㎝と大き目な仕立てとなりますので、布団の巾を多く取って制作させて頂きました。
織刺仕立ては汗にめっぽう強く、吸湿発汗性に優れ、まさに暑中の稽古にはお勧めの一品です。
二分五厘織刺総具の目面
二分五厘織刺総具の目面
IBB PRO軽合金面金使用、羽根の長さは21㎝
顎は濃紺碁盤刺、紺ピ四段飾
   
二分五厘織刺総具の目面
二分五厘織刺総具の目面
布団の巾を2㎝広く
織刺部分は雲型無しでストレートに
 

二分五厘紺革総具の目面 2018年6月
今回は総紺革仕立で高級感を演出、更に飾り糸を濃茶にしてレトロな雰囲気に、お客様に喜んで頂けるのが一番ですが、この手の防具は
シンプルなだけに様々な可能性にチャレンジできる、作り手も楽しい防具なのです。
二分五厘紺革総具の目面
二分五厘紺革総具の目面
IBB PROチタン面金使用・羽根の長さ21㎝
顎は濃紺ナナメ刺に濃茶四段飾でスッキリと
   
二分五厘紺革総具の目面
二分五厘紺革総具の目面
総紺革仕立で重厚な趣に
やっぱり総具の目はクラシカルでイイ感じだな
 

3㎜合成紺革仕様ピッチ刺防具 2018年5月
昔はミシン刺防具は堅いばかり堅く、使い勝手の悪いイメージしかなかったのですが、近年はミシン刺も進化して、手刺もどきの柔軟さと
打突の衝撃を軽減させる芯材を使用するなど、安価で使い易い防具に成ってきたようです。
IBB軽合金面金使用・布団ナナメ刺
溜塗樹脂変わり塗胴台
IBB軽合金面金使用・布団ナナメ刺
溜塗樹脂変わり塗胴台
   
合成紺革・手の内ミクロパンチ人工革
七段飾り・垂帯小巾造
合成紺革・手の内ミクロパンチ人工革
七段飾り・垂帯小巾造
 

二分五厘織刺総具の目 面 2018年4月
再び好評の総具の目刺、レトロ感漂う実用性の高い防具が専門家のお客様方に好まれる様です。こちらを御注文されたお客様も某大学の先生で、
当店のHPをご覧になり遠路来店されました。現在制作中の防具も、総具の目が多く面白いものが出来ましたら順次ご紹介させて頂きます。
チタン面金使用、×字四段飾りでスッキリと、羽根の長さは21㎝と今風
シンプルに雲型なしのストレートな織刺仕立て
チタン面金使用、×字四段飾りでスッキリと、羽根の長さは21㎝と今風
シンプルに雲型なしのストレートな織刺仕立て
 

総紺一分五厘極上手刺防具 2018年3月
昨年の4月の商品情報でご紹介させて頂いたニュージーランドお客様、あの時は胴のリフォームでしたが、今回はその胴に合わせて
防具一式のご注文を頂きました。
総紺一分五厘極上手刺防具
総紺一分五厘極上手刺防具
チタン面金使用・羽根の長さは21㎝
替え胴ですから60本型樹脂胴台
   
総紺一分五厘極上手刺防具
総紺一分五厘極上手刺防具
頭総紺二段飾り・鍔飾り付き
六段紺ピ飾り・帯一枚紺革雲型張
 

二分五厘織刺総具の目面 2018年2月
数年前迄は、およそ一年に一組ほどのペースで作っていた総具の目の防具ですが、昨年あたりから、この手の特殊な防具の注文が
多く入る様になりました。華美なものとは程遠い実用性を追求した古典的な防具にお客様の関心が少しづつ高まって来ているような気がします。
二分五厘織刺総具の目面
二分五厘織刺総具の目面
IBB PRO軽合金面金使用、顎は×字四段飾、羽根の長さは
21㎝と若干短め
面布団織刺雲型仕立
   
二分五厘織刺総具の目面
二分五厘織刺総具の目面
内輪は袴地でシンプルに
総具の目刺は美しいでしょ
 

二分五厘織刺総具の目防具 2018年1月
昨年の暮れに、お客様の反響うんぬんと言うお話しを致しましたが、まさに、この総具の目防具が各方面の方々に興味を持って頂いた様です。
年の初めの商品情報としては今回の作品はピッタリではないでしょうか。
二分五厘織刺総具の目防具
二分五厘織刺総具の目防具
チタン面金・顎は濃紺ナナメ刺
布団の刺も、かなり腰が強く仕立てあがりました
   
二分五厘織刺総具の目防具
二分五厘織刺総具の目防具
黒ザン濃紺ナナメ刺胸に黒本漆60本胴台
秀邦作 黒盛り上げ紋「丸に剣片喰」
   
二分五厘織刺総具の目防具
二分五厘織刺総具の目防具
頭紺革織刺奴・手の内茶革
筒部は織刺雲型にして堅めの布団に刺しました
   
二分五厘織刺総具の目防具
二分五厘織刺総具の目防具
垂帯も織刺雲飾り布団は紺革べり付
此処まで雲型を多くするとチョットくどいかな
 
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